About SFU / SUA / Interix Subsystem
Unix Linux Interixの情報

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SFU / SUA / Interix について


SFU / SUA について

SFU - Windows Services for Unix (Windows2000 / WindowsXP / Windows Server 2003 - 2003 R2)
SUA - Subsystem for Unix-Based Apprications (Windows VISTA Windows2008 ~ Windows8 Windows 8-2012
)






WindowsNT 上で展開されるネイティブな Unix 環境を提供


Windows98などWindows9x系と違って、WindowsNTにはPOSIXサブシステムが搭載されていたのですが、これはMicrosoftが米国にWindowsNTを納品する際、国から納品OSのPOSIX準拠を要請されたため、MicrosoftはWindowsNTにPOSIXサブシステムを搭載しました。納品のために無理やりとってつけたようなサブシステムだったため、できも良くなくあまり使われていなかったようです。(2012年11月11日訂正)

そこで米Softway Systems社がWindowsNT上で動作するUnixっぽい環境としてOpenNTを開発。Softway Systems、OpenNTごとMicrosoft社に吸収されWindows VISTA/Windows7では標準パッケージとして搭載されることとなりました。ただし、デフォルトではインストールされません・・。

SFUの歴史を辿ると・・
Softway Systems → Microsoft
サードパーティ製品 → Microsoft純正品(29800円) → 無償化 → 標準パッケージ(別途DL) → Win9で廃止予定(ぉ
Unixライクなツールセット → Cygwin的なPOSIXシミュレータ(Cygwinより歴史は古い) → ネイティブUnix環境

FreeBSDで構築されたhotmailをWindows2000 Serverに移行する際、Interix・SFUを利用したとのことでMicrosoft社内でも十分な実績のあるパッケージみたいですね。



WindowsXP SP3 に SFU3.5 をインストール


1999年 - Windows NT Services for UNIX Add-on Pack(29800円)

 ・ksh & Unixツールセット [WindowsNT上でUnixシェルと25以上のUnixコマンドが利用可能]
 ・NFSサーバ NFSクライアント
 ・Telnetサーバ Telnetクライアント
 ・Password Sync [WindowsNT Server / Workstation 上で行われたパスワード変更を次のUNIXで自動的に同期]
  対応OS:Solaris (Sun Microsystems) / HP-UX (Hewlett Packard) / Digital Unix (Compaq)

2000年 - Windows Services for UNIX Version 2.0(29800円)

 ・PCNFSサーバ
 ・NIS / NIS+
 ・NFS Gateway [smbクライアントへのnfs中継]
 ・ActiveDirectory対応Password Sync
 ・ActivePerl
 ・NIS・AD移行ウィザード

 既存機能も強化されている。

 ・NFS3.0対応NFSサーバ・クライアント
 ・Unixツールセット (40種以上のUnixコマンド)

2002年 - Windows Services for UNIX Version 3.0(29800円)

Interixサブシステム (NTカーネル上で動作するネイティブなUNIXサブシステム)
 ・Unixシステムコール・APIサポート
 ・csh (tcsh) サポート
 ・perl 5.6 (Unix Perlサポート)
 ・GNU 各種ツールおよびコンパイラ (gcc g77 make など40種以上搭載)
 ・sed awk grep tar ps sendmail crond など350以上のUnixコマンド・ユーティリティ・サービス
 ・X-Window (クライアントのみでXサーバの提供はなし)
 ・/dev/fs 配下へのマウント(Windowsドライブの表現をUnix標準へ)
その他に強化されたNFS、各種管理機能、Shift-JISなど多言語処理、IPv6対応、暗号化、クラスタリング、スケーラビリティ、パフォーマンスの向上、Password Sync(UnixからWindowsNTへの反映) 対応OS:Redhat Linux / Solaris / AIX / HP-UX


2004年 - Windows Services for UNIX Version 3.5

フリーウェアとして公開。3.0から大きな変更はなく細かなカスタマイズが実施され、対応OSのバージョンの増加。

Subsystem for UNIX-based Applications

 2005年 - Windows Server 2003 R2 Subsystem for UNIX-based Applications (5.2)
 2006年 - Windows Vista Subsystem for UNIX-based Applications (6.0)


 ・BSD Unixベースユーティリティ
 ・Unix System Vベースユーティリティ
 ・Oracle・OCIサポート
 ・Microsoft SQL Server・ODBCサポート
 ・Visual Studio POSIXデバッガ拡張機能
 ・64bitOS対応(Interix自体は32bit)

2012年 - Windows Vista Subsystem for UNIX-based Applications (x.x)

Windows8 Windows2012 Serverでインストール非推奨になりました。Windows8.1 Windows Server 2012R2より使用不可となりました。