Gentoo Prefix インストール手順
Gentoo Prefix の Windows へのインストール情報

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インストールに必要なパッケージ一覧

インストールは簡単ですが、必須のアーカイブのファイルサイズが大きいため事前にダウンロードしておくと良いでしょう。

Windows XP
SP3 にインストールする場合

◆必須
Windows XP SP3 (32bit)
Microsoft Services for Unix 3.5
.net Framework 2.0
gentoo prefix インストールイメージ (ISO)

◆有れば尚良し
Xming  (cygwinや他の商用Xサーバでも可)
Microsoft Visual Studio Express 2008  (他のバージョンでも良いと思います。無償版でOKです)

distfiles.gentoo.org [ISO image]
リンクより gpx-universal-20110831.iso をダウンロードしてます。ファイルサイズが3GB超とかなり大きいので時間がかかります。




WindowsXP SFU3.5へのGentoo Prefixインストール手順


[1-1] Services for Unix をインストールします。




特に断りがない場合はデフォルトのまま [次へ] で進めてください。





[ユーティリティ] [Interix GNU コンポーネント] [Interix SDK] の3点にチェックをいれます。





[setuid 動作を有効にする] と [大文字と小文字を区別する] にチェックを入れて次に進みます。それ以降はデフォルトのまま進めていくとSFUのインストールが終わります。


SFUインストール後に一度OSを再起動します。





.net Framework 2.0 をインストールします。インストール時のチェック項目はデフォルトのままで問題ありません。
Gentoo Prefixのインストーラが .net Framework 2.0 を利用していますので、インストールは必須となります。





フリーのXサーバ Xming をインストールします。インストールしなくても大きな問題はありません。インストール時のチェック項目はデフォルトのままで問題ありません。





Visual Studio Express の画面より [Visual C++2008] をクリックします。特に指示がないところ以外はデフォルトのままで問題ありません。





上記3点は特に必要がないと思われますので、チェックをはずしておきます。





これで Visual Studio (VC++) のインストールは終了です。



ISOをDVDに焼くか、フリーウェアなどでISOをマウントして、Gentoo Prefix のインストーラを起動します。



特に指定がない場合はデフォルトのまま [Next >] で進めていきます。





デフォルトのままで問題ありません。スナップショットのディレクトリを必要に応じて変更して下さい。





画面中央の User の横にある 細い赤枠で囲まれたボタン をクリックします。





ユーザーの中からGentoo Prefixをデフォルトで利用したいユーザーを選択してOKを押します。





[Add>]を押すと ユーザーが [Users to set up] に追加されます。
1名以上のユーザーを追加して、次へ進めます。他のユーザーも Gentoo Prefix を利用する場合は、全員を[Add]
します。





インストールが進みます。3G超のイメージなのでそこそこ時間がかかります。





[Finish] をクリックしてインストールを終了します。


次に ksh か csh を起動します。





検出された開発環境の中から使用するものを選択します。Visual Studio VC++ しかインストールしておりませんので、1を押してENTERを押します。

この段階で bash でログインができるようになっており、openssh が自動起動するように設定されています。





 gentoo prefix 環境へ sshで接続した場合のイメージ


gentoo により移植された1000以上のコマンドを利用することが可能になりました。一部はXFCEやportageなど正常に動作しませんが、それでもSFUがかなり強化されたと実感できるはずです。


gentoo prefix のインストールディレクトリは /opt/gentoo 配下となり、この配下にコマンドなどがたくさん収録されています。Gentoo Prefix の bash の標準設定では X11R5/X11R6 などのいくつかのディレクトリへのPATHが通されておりませんので、必要な場合は .bashrc などに追記しておきましょう。


以上で、Gentoo Prefix のインストールは終わります。