rmdirコマンド
システム管理者 Unixパワーユーザのためのコマンドリファレンス

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rmdir

ディレクトリ・フォルダを削除する。

オプション
p 親ディレクトリを含めてまとめて削除する。(フォルダ内部にファイルがあると削除不可)


使用例
※rmdirコマンドは使い勝手が悪いせいかあまり使われていない印象を受ける。 rm -rf <file/dir> で不要なファイルごとフォルダを全消去してしまう人が多い。

◆folder2 とその配下の folder20 をまとめて削除する
[root@localhost work]# ls
folder1 folder2 folder3

[root@localhost work]# ls folder2
folder20

[root@localhost work]# rmdir -p folder2/folder20

[root@localhost work]# ls
folder1 folder3


◆rmdirではなく、rmコマンドを用いる
 ディレクトリの中にファイルや子ディレクトリが存在する場合、rmdirでは削除ができない(面倒)

# ls
folder1 folder2

# rmdir folder1
rmdir: folder1: Directory not empty

# rmdir -p folder1
rmdir: folder1: Directory not empty

◆結局、rmコマンドを用いることが多くなる
# rm -rf folder1

⇒ ディレクトリとその配下のファイルなどすべて強制全消去

# ls
folder2



関連項目
mkdir ディレクトリを作成する
rm ファイル・ディレクトリを削除する